ヘッドレスギター　strandberg を1年使い続けた感想！

みなさん strandbergというギターはご存知でしょうか？

人間工学に基づいてデザインされたかなり変わったギターで最大の特徴がヘッド部分がないヘッドレスギター。

加えて低音弦に向かってフレット間が長くなるファンフレット。

台形のネック。

そんな変わり種のstrandbergのギターを丸1年使ってみたレビューをしていきます！

良いところ

まず結論を言います。strandberg 買ってよかったです。

なぜそう言えるのか１つずつ説明していきます。

圧倒的な軽さ

まず初めて担いだ時にあまりの軽さに驚かされました。

私自身、今までSGやPRSといった軽い部類のギターばかり扱ってたのですが

strandbergは群を抜いて軽いです。

シャープなボディに加えてヘッドレスというのも相まって圧倒的な軽さを実現しています。

またヘッドレスのおかげで重心がボディ側に来るので、ギターを持ちながら旋回しても

ギターに振り回されるといった感覚を感じません。

ステージで動き回ってライブパフォーマンスする方にはこれ以上にないメリットです。

私自身も暴れながら弾くタイプなのでこの時点で既に買ってよかったと感じています。(笑)

弦交換が楽

strandbergはヘッドがないのでペグがついていません。

弦を固定する方法は写真のように弦を部品に通して上からネジを回して固定するだけ。

余った弦を切って終了です。

すぐに終わってしまうので、これに慣れてしまったら普通のギターの弦交換には戻れません。

煩わしい弦交換もこのギターなら苦に感じません。

音作りの幅が広い

strandbergの多くがコイルタップを採用しています。

コイルタップとはハムバッカーのピックアップをシングルコイルに切り替える機能のことです。

strandbergの場合はtoneノブを上に引っ張り上げることで切り替えが可能です。

これによりハムバッカーの力強い音質とシングルコイルの煌びやかなサウンドをこのギター１本で演出することができます。

カッコイイ。

文字通りです。こんなかっこいいギターありますか？(いや無い。)

独特の見た目のギターなので持ってるだけで自慢できます。(笑)

初対面の他バンドと対バンした日には相手をビビらせることができます。(笑)

イマイチと感じたところ

こんなに良いギターですが使ってみてイマイチだと感じた部分もあリました。

フレットが見にくい

使い始めて真っ先に気になった点です。

ポジションマークが小さくて、色も見にくいです。

ただこれは使い慣れれば気にならなくなりました。

使い始めはファンフレットで他のギターと抑える感覚が違ったし、フレットマークが見にくいことも相まって戸惑いましたが、

慣れれば通常のギターのように扱うことができるようになります。

ちなみに、このポジションマーク、暗いところで光ります。かっこいいです。

相性が悪いカポタストがある

ネックが台形で分厚めな事が原因なのか、私のバネ式のカポタストとは相性が悪かったです。

カポタストをした状態で弾くと低音弦側は特に音程がずれます。

おそらくバネ式以外のカポタストなら問題はないと思いますが

バネ式のカポタストを使用している方は注意してください。

弦高調整が難しい

弦高調整は写真の弦が乗っているネジをマイナスドライバーで回して調整するのですが、

他のギターと違って弦を張っている状態で調整ができません。

１度弦を外した状態でないと弦高調整できませんのでかなり調整が面倒です。

これどうにかならないかな〜かなり致命的だと感じてます。

まとめ

いかがでしたか？

strandbergの良い点悪い点をそれぞれ挙げましたが総合的に考えて僕は買ってよかったと感じています。

普通のギターに飽きたな〜と感じている方は購入を検討してみてはいかがでしょうか！